タイプ別やめないモンスター①

やめさせ方

なぜだ、なぜやめてくれないんだ・・・

こんにちは、TKです。
今回のテーマは”やめないモンスター”です。
こちらのテーマは3回にわけてこちらのテーマでお伝えしていきます。

やめてほしいけどなかなかやめてくれないモンスターたち…心が疲弊してしまいますよね。
やめてくれないのは、そのモンスターがどのタイプのモンスターか把握、理解していないためです。
ここでは私が過去であってきたモンスターたちを分類しています。
まずは、自分がどのタイプのモンスターに悩まされているか把握しましょう。

この記事はこんな方におすすめ
・チームワークを崩す従業員に困っている
・相手が何を考えているかわからない
・こいつはどのタイプのモンスターだ?と思っている従業員がいる

モンスターは6種類?

TKが考えるに、モンスターは大きく6種類に分類されます。
分類は次のとおりです。

・詐欺モン・・・やめるやめる詐欺モンスター
・やめんモン・・・絶対にやめると言わないモンスター
・ヤサモン・・・優柔不断モンスター
・籍モン・・・籍だけ残しておきたいモンスター
・忍のモン(スパモン、エジェモン)・・・工作員系モンスター
・隠しキャラ・・・音信不通モンスター

細かく分ければまだまだありますが、TKが出会ってきたモンスターを大きく分類していくと
この様な種類に別れます。
それでは早速、一つずつ見ていきましょう♪

詐欺モン

やめるやめる詐欺モンスター

【特徴:いつもやめるやめる言っている】
周りに不平不満を撒き散らし、聞いてもいないのに「自分、いついつに早めるから」や「今度やめるって言ってくる」、「みんなもこんな職場辞めたほうがいいよ」等の周囲に悪影響を及ぼす音を撒き散らす。基本的には構ってちゃんでまともに相手をしてしまうが最後「不平不満を影で言う→話を聞く→改善を約束する→一瞬モチベーションが上がる→すぐに戻る→不平不満を影で言う→話を聞く→改善を約束する→一瞬モチベーションが回復する・・・・」の無限ループに陥る。しかも要求がエスカレートしていく。

【対処方法:上げた拳を下げさせない】
①面談でやめると言った時を逃さない
②本気なのか意思を確認する
③いつまでを考えているか確認する(大体具体的な日にちは出てこない)
④こちらから提案する「○月末まで助けてもらえると助かります」「申し訳ないが、○月末までは頑張ってもらえないでしょうか?」等、下手に出て丁寧にお願いをする。
⑤基本的にはここで了解をもらえる
⑥当日が来るまで通常通りに勤務してもらう
⑦合意した最終日に退職願を書いてもらう※最重要※必ず深々とお礼を伝える。こちらのワガママで退職を伸びてもらったこと。今まで頑張って働いてくれたこと。何より時間を頂いたことに対して、とにかく感謝御礼をお伝えし、退職願を書いてもらうようにします。

⑦は本当に重要です。実際助けてもらったのは事実ですし、やめてほしいと思っている従業員がやめてくれるのも本当に助かります。
ですので、あなたの今までにない最高の感謝を伝えて気持ちよく退職していただきましょう。

【この対処方法が有効な理由】
この属性のモンスター基本的に自己評価が高い。自分が職場からいなくなるとみんなが困り自分が必要だと認識すると考えている。
プライドも高いため、ある一定のところまで来ると引っ込みがつかなくなる。
最終日、あなたに呼び出されたモンスターは内心「自分が必要なんでしょう?なんて説得するか楽しみ。態度によっては残ってやるか」等考えていると推測される。
そこであなたからの誠心誠意、心を込めたお礼に対して、プライドの高く承認欲求の高いこのモンスターは上げた拳を下げる場所を見つけられないため、そのまま退職願を書くという行動以外取ることが出来ない。

やめんモン

絶対にやめると言わないモンスター

【特徴:是が非でもやめない】
働くことのモチベーションはお金を稼ぐこと。他に仕事を見つける自信がないからかとにかく絶対にやめるという事を避ける。
どんなに自信の行動に問題があっても、改善することを約束してくれるが結果改善しないことが多い。
このタイプのモンスターは経済的に厳しいことが多い。私が実際に出会ったモンスターは親に寄生されており、ある意味この方も犠牲者だった。が、とにかく態度が悪く、お客様に対しても、従業員に対してもとにかく態度が悪かった。聞こえていないと思いお客様のことを「わけわからん、バカじゃない」といったことを何年経っても思い出します。
【対処方法:事実収集、面談の繰り返し、信じられないことを突きつける】
①問題行動についての事実収集を行う (一緒に勤務している従業員の証言  自分が一緒に勤務して見たこと等)
②面談を行う 性格や考え方についてではなく、行動ベースで問題行動と行ってほしい行動を合意する
③問題が起こるたびに面談を行い、同じ作業を複数回繰り返す フォーカスすべきは合意した行動が出来ているかどうかに終止する
④一定回数面談し同じ内容で3回以上面談を実施した場合は、行動を変化させることが信じられないため、どのように信じたらいいか質問する
⑤納得のいかない回答のときはストレートに信じられないことを伝える また今後同じ様に行動を継続して改善できない場合はどうするか決めてもらう
⑥相手の「変わります!」には耳を傾けない強い意志を持つ なぜならここに来るまでに何度もその機会は作っています。
⑦逆ギレ状態で「じゃあやめます!」となったら※最重要※必ずその場で退職願を記入してもらう 退職願だけは何が何でも記入してもらってください。
私は実際このモンスターの方にやめてもらう時に、話し合いの途中に「じゃあ今日でやめます!」となりました。
翌日この方の母親がやってきて「私の生活をどうするつもりだ!」と怒鳴り込みに来ました。この時は決定的なことは一切言わずに「そうかもしれませんね」「その様な考えもありますね」等かわしました。その後労基署に行ったようですが、本人が退職願を書いていたため事なきを得ました。あの時書いてももらっていなかったらどうなっていたかと思うと・・・ぞっとします。

【この対処方法が有効な理由】
私が出くわしたこのタイプのモンスターは気性が荒かったことも要因の一つです。
問題行動を繰り返し起こし、合意しても改善が出来ない状況を本人に指摘する、改善すると約束してくれる場合は最終的にはどのようにその約束を信じればいいか?本人にこちら側の立場に立って考えてもらうような質問を投げかけることにより、相手は行き場を失い逆ギレし退職と言う流れになるわけです。

今回はここまでです。
次回は続きのモンスターを紹介していきます。

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